「至誠」は、創設者吉岡荒太・彌生夫妻が信条として来た言葉であり、東京女子医科大学の理念でもあります。
吉岡彌生先生は、「至誠」という言葉を「常住普段私が患者に接するときの根本的な心構えを短い二つの文字のなかに言い現したもの」(『吉岡彌生伝』)だと表現されました。
創立者が身をもって実践した信念「至誠」は、本学の卒業生、教職員、学生の信条として今なお受け継がれています。
至誠会概要
至誠会は東京女子医科大学創立者吉岡彌生先生により寄贈された動産・不動産(病院建物)を基とし、大正15(1926)年に公益法人として登録されました。
「社会事業・公衆衛生に関する諸般の施設及び運営をなし、国民福祉の増進を図ること」を目的とし、東京女医学校、東京女子医学専門学校、東京女子医科大学及び東京女子医科大学医学部の卒業生を会員とする同窓会として発足し、公益法人として発展を続けてまいりました。
平成23年には、国の民法改正に従い、当会は一般社団法人に移行することを選択しました。当会の事業所は本部、至誠会第二病院、至誠会看護専門学校、大阪事業部から成り立っています。
東京女子医科大学医学部卒業生は10,735名で、一般社団法人至誠会は、47都道府県支部に会員がおり、正会員4,451名、準会員(東京女子医科大学医学部学生)は674名、賛助会員は6名です。
2022年3月29日現在